長く住んでいるマイホームも年月とともに劣化が進むと、リフォームをして新しい風を吹き込みたくなりますよね。
そんなオーナーの願いとは裏腹に悪徳なリフォーム業者が世の中には存在します。数万円の少額からひどい時には数千万円までの被害を受けるケースも。
このようなことに巻き込まれないように、悪徳リフォーム業者の見分け方についてご説明していきましょう。
見た目で判断するポイント
悪徳リフォーム業者は各家庭に直接訪ねてくることが多いのですが、見た目で警戒されないようにスーツではなく作業服でやってくる人が多くなっています。
作業用のジャンバーで下がスラックス。なかには大工さんが着用する地下足袋やニッカポッカという、いかにもそれらしい服装で安心させようとするケースも。
本来なら会社の名前が入った車やトラックなどの営業車でやってくるのですが、悪徳リフォーム業者はパンフレットなども一切持たずに、手ぶらで営業活動をする人も多いのです。
どんな人が狙われやすいか?
悪徳リフォーム業者が嫌がるのは大家族の家庭。車の数や表札、洗濯物の量などを見てどんな人が住んでいるかを判断しています。
家族が多いと契約の際に反対意見も出やすいため、悪徳リフォーム業者にとってはちょっとやりにくい状況に。独身者や子供が独立している高齢者などは、とても狙われやすいと言えるでしょう。
さらに築年数が古い一戸建ての場合も、リフォームを検討する余地があるとみなして狙って訪問してくるのです
悪徳業者が好むリフォーム箇所
目立った手抜き工事など外側からわかるところはなるべく避けて、床下や天井裏などの普段はほとんど目にしないような場所をチェックしたがります。
「至急対処しないと大変なことになります」と言ってシロアリの写真を見せるなど、ひどい場合にはポケットにシロアリを入れて、偽の写真を撮影する悪徳業者も存在しているのです。
とにかく契約をさせたいために「期間限定の割引中」「何百万円も割引する」といった魅力的なセールスをアピールする傾向もあるでしょう。
こんなセリフに注意!
悪徳リフォーム業者がよく使うセリフをいくつかご紹介しましょう。「介護保険で無料で修理します」「〇〇から来た職員です」「無料で欠陥箇所の診断をします」などはよく聞かれるセリフなので、つい油断してしまいますよね。
また悪徳業者のなかには、近所で工事をしているので挨拶に来たといって訪問する場合もあります。
悪徳業者に依頼すると作業が中途半端で、工事後に雨漏りをしたり壁にひびが入ったりするなどの被害を受けることもあるでしょう。
再度修理が必要になりオーナーにとっては大損害になり、精神的なダメージまで受けてしまうのです。
まとめ
悪徳リフォーム業者は、ほかの業種と同じように手口が巧妙になっています。とても人柄がよく信頼して契約したら、家の構造自体にダメージを受けるような被害を受けてしまう場合も。
高額な契約になりますので大切なマイホームを守るためには、このような悪徳業者の存在に注意しましょう。
悪徳業者に騙されない対策として、優良リフォーム業者だけが登録された「リフォームの一括見積サービス」を使ってみるのも良いでしょう。
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